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【HPと一言でいっても。。。】2009/12/22のメルマガ

■1■[ HPの種類 ]===============================

よく、お客様からHP制作の相談を受ける時に「いくらでできます?」というざっくりとしたお話を頂きます。お客様の想像されているHPがどのようなものかをヒアリングすると、かなりの規模のサイトを想像している場合が多々あります。"ホームページ"産業はまだまだ若い産業であり、土木建築業界のように明確な指示書や基準などはありません。かといって、一昔前のように誰でも作れるものではなくなっています。私は過去に土木構造物の設計をやっていたことがありますが、緻密な計算はそれとほぼ同格であるかのように、専門知識を必要とする場面が多くなっているような気がします。

さて、企業が必要としているホームページを規模ごとに場合分けしてみたいと思います。一般的には、CS,PS,IS,BSの4種類に分けられます。またはこれら4種類の組み合わせによる複合形である場合が多いです。
それぞれは下記のように分類されます。

CS(コーポレートサイト)・・・会社概要や企業理念などを掲載する更新頻度があまり高くないHP
BS(ビジネスサイト)・・・コンテンツの強化や顧客管理が必要であり戦略的営業がおこなえるHP
PS(プロモーションサイト)・・・新商品アピールやランディングページのような一過性の強いHP
IS(イントラネットサイト)・・・社内業務効率化などのグループウェア、管理ソフトとしてのHP


御社のHPは上記のどれに分類されますでしょうか。
どの企業もまず最初に制作するのが現代の名刺代わりともいえる「CS」です。そしてHPでの集客や商品販売などを積極的に行なっていくと「BS」を構築される例がほとんどだと言われます。そしてその商品をアピールするために「PS」を設け顧客の誘導を促し、最後に「IS」で社内の業務効率のアップを図りコスト削減などを行なうというのが一般的なWEBの段階的な利用方法ではないでしょうか。

■2■[深く掘り下げよう!CSとBSとPSとIS]===============================

ここで、それぞれのサイト内容についてもう少しだけ掘り下げて説明します。
■「CS」は基本的にサービス、企業理念、会社概要など既に決まった事柄や会社自体の最新情報を掲示することが多く更新頻度やボリュームも少ないため、CMS(コンテンツマネジメントシステム)の設計施策を最小規模に抑えることができます。
そして、意外にも安い金額でできてしまいます。弊社ですと40〜90万でしょうか。基本的にCSの運営には保守料や莫大な管理費は必要のないものとなります。日々の更新がなければ年間○万円でおつりが来るでしょう。御社の年間更新料はおいくらでしょうか?
■次に「BS」は、CSと違い"運用し続ける"ことが必要になり、社内にWEBマスター、ディレクターなどのWEB制作に特化した人材が社内にいればサクサクとできますので、ランニングコストは人件費分といったところでしょうか。
しかし、社内に運用管理できる人材がいないときは、外部に制作を依頼することになります。よって企画→稟議→MTG→制作へのタイムラグが生じ、せっかくのWEBの良さである速効性が失われてしまいます。特にリスティング広告やLPOなどの常時施策が盛り込まれる場合には、速効性もさることながら継続性も重要視しなければなりません。SEO対策に関しても費用対効果を見ながらコツコツと入口とコンテンツ(内容)の強化を積むことが売上げアップの近道と言えます。
■「PS」の場合には、作り込みの程度により大きく金額の差異が出てきます。その内容は、写真やビデオの撮影・デザインクオリティ・高度なFlash・効果測定・リスティング広告などの比較的まとまった費用と効果測定のため時間の発生が考えられます。
■「IS」も同じく、社内の業務設計への関わり方やセキュリティレベルの問題、さらには担当者や各社員の使いやすさの追求(ユーザビリティ)の面でも、業務レベルと技術レベルの双方から使い勝手を検討しなければなりません。これを怠っては予想していたものとは掛け離れたサイトになってしまうことも予想されます。ですので、設計に時間をかけ"使いやすい"ツールを構築しなければなりません。


■3■[ 社内コンセンサスツールとしてのWEB]===============================

弊社キューブリックでは現在「CS」と「BS」に力を入れた受注業務を行なっております。
2009年現在「CS」は名刺や紙の会社概要の代わりとして、なくてはならないものとなりました。
さらにいえば、会社(社長)のビジネス構想や理念を明確に伝えるための営業ツールでもあります。とはいえ、HPは数ある営業手段のうちのたった一つのツールですので、なくても平気と言えば平気なのです。
しかし、反面ではHPだけで莫大な売上げを作るツールとしている企業もあることも事実です。

実際にこんな話がありました。会社のHPは数年前から存在はしていたのですが、デザイン性は悪く、使い勝手も悪く、情報も中途半端であり社員もHPを見る習慣がなかったのです。しかし、リニューアルをきっかけにしてデザインやアクセシビリティの向上、そして情報整理を行なったところ、社内からHPを利用した業務の提案が次々と出始め、新しい事業の方向性が決められたり、次々と新しいビジネスアイデアも生まれたことがあったそうです。

このようにHPは社内コンセンサスを図るツールとしての使い方ができることが紙の会社概要よりもメリットがあるのではないでしょうか。
WEBでも何でも"ある場合"と"ない場合"とを直接比較できないことが"もどかしい"ですが、やはり見やすく使いやすいHPがあった方が何かとアピールしたり意見統一を図れるツールとなっている声を聞くことが多いですね。


■4■[ あとがき]===============================

HPというのは情報の羅列ではなく、どのように、誰に向けて、どんな効果を期待して制作するかが大切になってきています。単にあればいいという過去の考えは、2010年には持ち越さないようにし、ユーザーのためになるHPを作るために企画段階で業者とよく話し合って決めなければなりません。
ただ、HPというのは紙と違い、段階的に制作することが可能な制作物です。ですので最初に安い金額でも看板となるデザインをあしらったHPを制作し、あとから必要なコンテンツを付け加えることも構築方法の一つとして正攻法であります。
HPも売上げに寄与するものになるということを意識して制作を依頼すると営業ツールとして昇華させることができるのではないでしょうか。